tanakatosihide’s blog

一般社団法人officeドーナツトーク代表、田中俊英のもう一つのブログです✌️

「差別」は永久に続く必要がある〜21世紀の「革命」のために

 

■ 「プロレタリア搾取」ではなく「既成マイノリティ差別」

2010年代より、新しいコミュニズム共産主義運動が始まっている。ただしそれは、19〜20世紀の「プロレタリア搾取」ではなく「既成マイノリティ差別」を起点とする。

 

「人種」と「女性」がその代表で、前者の具体例はBlack Lives Matter「BLM」、後者は21世紀型フェミニズム(あるいは「昭和フェミニズム」)。

 

それらは「革命」のためのインセンティブであり続けるために、永久に続き且つアンタッチャブルである必要がある。

 

■「対話」ではなく「差別」の強調

 

つまり、既成マイノリティは永久に弱者でなければならない。

 

皮肉なことに、革命が成就するためには、差別は解消されてはいけない。それは絶対的モチベーションの起点だからだ。

 

マルクスが科学的に解析した「搾取」が資本主義から理論的に生まれていたように、現代コミュニズムを続けるためには、「差別」も理論的科学的に存在し、永久に続く必要がある。

 

BLMの活動家はもちろん、日本のフェミニズム団体であるたとえばWAN(NPOウィメンズ アクション ネットワーク 上野千鶴子代表理事)の理事等もそれをよく知っているはずだ(黒人解放運動もフェミニズムも、60年代誕生時から大幅に変節した)。

 

だからそうした活動家は反対派と「対話」せず、絶対的弱者としての自らの位置を誇示し、差別(科学的に析出された「搾取」と同じようにそれは振る舞う)を延々と強調する。

 

■「革命」成就のために利用されている

 

ややこしいのは、差別は事実として存在しそれは解消される必要がある点だ。

 

これには息の長い反差別運動が必要で、見方を変えると、新世紀コミュニズム活動家により、息の長い反差別運動が「21世紀型搾取」として都合よく利用されているということになる。

 

言い換えると、現場の反差別運動家たちは、「21世紀の搾取」として、自分たちが受ける差別が「革命」成就のために都合よく利用されていることに気づく必要もある。