tanakatosihide’s blog

一般社団法人officeドーナツトーク代表、田中俊英のブログです。8年間Yahoo!ニュース個人で連載したものから「サルベージ」した記事も含まれます😀

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

紙、髪、文字、源氏物語、紫の上、光源氏、彼女と彼の運命、「la vie 」〜『光る君へ』第27回

石山寺でのまひろと道長の運命的な夜の再会中、「運命」の結晶としてまひろによって語られたメタファーは、 「越前の美しい紙」 だった。 この「かみ」という音は、その音だけ聞くと、髪、神、と連想され、そのいずれもが、『源氏物語』そのもの(紙)、道長…

反復可能性という「永遠の旅行券」〜『光る君へ』第28回

定子の死、彰子の「一帝ニ后」、2人の新しい生命(定子とまひろが産んだ子)が丁寧に描かれるなど、若い人たちの過酷な人生が描かれた回だった。 また、そんななかで道長が倒れ、病床の中でまひろを求める。よくある紋切りドラマのように、そのまひろの応答…

少子社会の地域維持の一つとして、「中学生サードプレイス」は機能できる

「中学生サードプレイス」は、不登校や学校での生きづらさを支援すると同時に、これからの75年で人口が半分以下(5,000万人以下)になる日本社会の「地域維持」にとって重要な役割を果たせるのではないか、と僕は期待します。 それは、「高校」ではなく、「…

垂直統合と水平展開

今年度はドーナツトークをつくって12年目で、受託する各事業(高校内居場所カフェ・平野区青春・住吉区子ども若者・大阪市中学生自立アシスト)をさらにパワーアップさせるべく会議ほかを重ねたため、例年の年度はじめよりも忙しくなってしまいました。 けれ…

第3インター、『帝国』、多国籍企業、行き過ぎたポリコレ、「マルチチュード」からの転換

ヨーロッパを中心に一国/単独主義に回帰するなか、これから国際主義(移民政策)を目指す日本。 フランスやイタリア他に見られる21世紀型保守政党(「極右」は誤り)の台頭という現象は、ヨーロッパがリベラル/国際主義に疲れたということを示します。 国…

蝶番の外れた、運命の時間〜『光る君へ』第25回第26回

◾️上弦の月 離れた場所から互いに想い合う場合に恋のメタファーとして使われる月が、雲で隠されることのない鮮やかな上弦の月として、久しぶりに描かれていた(第25回)。 この上弦の月は、道長/柄本佑とまひろ/吉高由里子を照らし続けている。 道長からの…