tanakatosihide’s blog

一般社団法人officeドーナツトーク代表、田中俊英のブログです。8年間Yahoo!ニュース個人で連載したものから「サルベージ」した記事も含まれます😀

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

マイノリティなのに抑圧者となる理由

マイノリティ運動(現在の日本の代表がフェミニズム)が利権化すると一定のパワーを持ち、それは「集団的いやがらせ(含ネット活動)」「スラップ訴訟」「糾弾(ある時期までは必要だがパワーを持つと脅迫活動となる)」として顕在化します。 顕在化したそれ…

高校内居場所カフェ=「学校生活の最後の防波堤」、中学校内居場所カフェ=「最新の不登校支援」

このシリーズへのニーズの高さは、「中学校は適応指導教室やスクールカウンセラー等の公的支援が整っている」という前提が、もしかして、 形骸化 しているのでは、という疑いが背景にあると僕は想像しています。コロナを挟んだとはいえ、不登校は増加する一…

絶対幸福を事後的にイメージさせるのがオブジェaであり、詩

◾️「表現すること」の極北は物語ではなく詩 「詩」は文学の根幹です。文学というか生き方とコミュニケーションの根幹だと思います。 たとえば『赤毛のアン』を見たり読んだりしていると、アン・シャーリーはいつも自分の気持ちを詩に託します。アンが夜、ダ…

同居親が自分の「憎しみ」の背景を自覚すると、別居親を「許す」ことができるのか

■「憎しみ」 離婚後、親権をもち子どもと同居する同居親は、単独親権のもと親権を手放さざるをえなかった別居親に対して、ある種の「憎しみ」を抱いているように僕には映ります。 離婚後の共同親権は確実となり、現在はそのなかみが議論されている今、では、…

「夫婦間の『憎しみ』」の相対化

昨日、夫婦間の「憎しみ」について何人かの人と話し、その憎しみの源泉は「過去に抱いた愛」とその裏切りに行き着くのだろう、となった。 互いに裏切られたその憎さという感情は、近代的理性が統治する「法」では管理できない。 『パリ、テキサス』の元夫婦…

母であることが、職業人と女であることを根源的に邪魔をする

◾️エロテロリスト 【「写真の中ではエロテロリストでいなきゃいけないという気持ちがずっとあり、今回もその気持ちで臨みましたが、どうやら穏やかな写真集に。M字開脚など過激なものもあり、もちろん攻撃的ではあるのですが、なんか少し弱いなと(笑)。優し…

子どもの潜在化は、「愛」を求め続ける孤独な親たちが産み出す〜『パリ、テキサス』

7/6のオンライン配信イベント「ワイルドサイドを歩けDJ」で取り上げる、ヴィム・ヴェンダース監督『パリ、テキサス』を30年ぶりくらいに見た。 久しぶりのヴェンダース作品は、その独特の「甘さ」は全開だったものの、僕の記憶より遥かに、主演の2人(スタン…