このポストに見られるように、まさにいま求められるのは「古い政治」からの脱却なのだが、ややこしいのは、大河ドラマ『光る君へ』にも見られるような宮廷政治というか談合政治が我が国の「まつりごと」の中核にあるということだ。
このまつりごとエッセンスはあらゆる時代と組織(現代の株式会社やNPOにも)に見られるもので、それは近代ヨーロッパがこの200年でつくりあげたシステムではなかなか崩壊しない。
けれども幕末明治以降の非植民地化の末たどり着いたのが世界平均基準の近代法規なのだから、いまさら平安エートスは通用しない。
近代法規の洗練化を模索しつつ、我が国は「光る君たち」で成り立つ国家だということを、近代システムの中にいる人たちが自覚する必要がある。
それで初めて、「戦後」政治的なものから少しずつ抜けていけるんでしょうね。
日本は古い政治と決別しなくてはなりません。その意味で、自民党の裏金問題は、古い政治の典型です。長年にわたって続けられてきた組織的な裏金づくりの経緯も使途も明らかにせず、また、誰も責任を取らない中で、予算案を強行採決しようとする。そんな政治を許すわけにはいきません。そもそも、審議日…
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) 2024年3月1日