及川さんがYouTube(言論の自由を規制するグローバル主義)と決別し、マスク氏のこのXに完全移行するようだ。
21世紀は、20世紀半ばに確立した「リベラル=自由」という構図が完全崩壊している。自由の中でも最も重要な「言論の自由」を守るのは、保守conservative(具体的にはX)へと移行した。
リベラルはむしろ、マルクス主義のなかでも懐かしいインターナショナル運動へと回帰している。皮肉なことにこれと相性がいいのが経済的グローバル主義で、いわゆる「強欲資本主義」とインターナショナルのリベラルが共存し覇権を握っているのが国際的潮流だ。
ここに、ポリティカルコレクトネスがくっつき、紋切り的で極端な弱者保護というタテマエのもと、さらに言論の自由を抑圧する。この過程でサバルタン/真の当事者を隠蔽する(たとえば、フェミニズムという旧来思想が隠蔽する「子ども」)。
Xを見ていても、お若い頃は良心的リベラルだった方々が、現在はコンサーバティブ化している。これらは意識的にコンサバ化したのではなく、言論の自由を奪う抑圧的リベラルを避けているうちにコンサーバティブへと辿り着いたようだ。
おもしろいのは、宗教者でもある及川さんが最後に辿り着いたのが「闘い」だということ(動画最後に出てくる言葉)。闘いという常套句は前世紀はリベラルのものだったが、現在は保守のものとなり逆転してしまった。Xがあって本当によかった。
ロシア🇷🇺から及川幸久YouTubeチャンネルBANについて話します。 https://t.co/dnESc05phR
— 及川幸久【X NEWS】YoutubeメインCHバンにつきサードチャンネル開設! (@oikawa_yukihisa) 2023年11月29日