■思春期にはサードプレイスが(セカンドプレイス/学校内に)必要
2/24「中学校内居場所(カフェ)をつくろう!」イベント(NPO法人fair road 主催)は、リアルもオンラインも定員大幅超えの大盛況だった。
僕はオブザーバーとして参加し、
「思春期(中学生・高校生)には、サードプレイスが(セカンドプレイス/学校内に)必要」
という事業ミッションを明確化することができたことが大きな成果だった。
そのミッションのもと、
□安心安全な空間
□ソーシャルワークの始まり
□文化の伝達
という3大行動指針がぶら下がる。
それととともに、
・理念(ミッションと行動指針)
・実務(カフェの現実的運用)
・ネゴシエーション(行政・学校との交渉)
という3大フェイズをこなしていく。
■運営母体と資金
高校内居場所カフェとは違い、地域に密着する中学校内居場所カフェに於いては、運営母体もNPOにこだわらず、
①教員(セカンドプレイスの教員がサードプレイススタッフを兼ねる)
②自治体職員や社協スタッフや市会議員等の地域の有力組織や人
③有志ボランティア
④NPO
⑤それらの混合
等が関わり、運営資金は中学校校長とともに模索する。
ポイントは、この「理解ある校長との出会い」だ。
資金面は行政委託事業だけにこだわらず、
・学校予算
・各種助成金や補助金(民間資金含む)
・寄付(クラウドファンディング含む)
等を組み合わせ、数十万〜150万程度の規模(月1日から月6日程度)を目指す。
これらを、参加者も加えて熱く語り合え、非常に意義のある集まりになった。
■紅茶程度で「サードプレイス」性が強調できる中学校
またセカンドプレイス性が高校より強い中学校に於いては、(菓子ほかにそれほどこだわらず)紅茶程度の飲み物だけでも「サードプレイス」性が強調できることが確認できたのも大きい(あるいは「音楽」という文化の伝達だけでもサードプレイス性が強調できる)。
そうした理由から、次回からは「(カフェ)」ではなく、カッコをとった「中学校内居場所カフェ」と明記することにした。
その次回は、今回の阪上・谷村・田中に、スペシャルゲスト(人選はこれから)を加えて、7月末に行なう予定だ✌️