tanakatosihide’s blog

一般社団法人officeドーナツトーク代表、田中俊英のブログです。8年間Yahoo!ニュース個人で連載したものから「サルベージ」した記事も含まれます😀

不登校支援の行き詰まりを、中学校内居場所カフェでブレークスルーする〜中学校内居場所カフェをつくろう!②

◾️「ソーシャルワークの起点」(高校カフェ)と「新しい不登校支援」(中学校カフェ)

 

①学校内居場所カフェのミッションは「思春期にはサードプレイスが必要」

 

です。

それにぶら下がる主なコンセプトは、


A.安心と安全の提供
B.ソーシャルワークの始まり
C.文化の提供

 

となります。続いて、

 

②学校内居場所カフェは、「高校内居場所カフェ」と「中学校内居場所カフェ」

 

に分かれます(小学校には「学童」が存在する)。

 

その区別は、

 

③留年があるかどうか

 

に尽きます。

 

留年がある高校では、高校内居場所カフェは、「ソーシャルワークの起点」となります。転学・退学・就労・障害者支援等、その先にそれぞれの社会参加が待っています。

 

一方、中学校は全員卒業できます。
そして現在、若年の人口減少にもかかわらず、不登校は増え続けています。つまり、

 

不登校支援が停滞している

 

ということがわかります。実は不登校支援のおおまかな仕組み(適応指導教室スクールカウンセラー配置)はここ20年以上変わっていません。

 

それらはある意味「不登校支援の結論」なのですが、現実は不登校は増加しています。そこ(支援の行き詰まり)を誰も指摘してこなかったんですね。

 

だからこそ、

 

⑤中学校内居場所カフェは、「新しい不登校支援」

 

として位置付けることができます。

 

先日(7/28)の「中学校内居場所カフェをつくろう!②」で、以上のようなことを僕は話しました。

 

◾️次回は、「中学校内居場所カフェをどうつくるか」

 

次回は、今回は最後までたどり着けなかった、

 

「中学校内居場所カフェをどう具体的につくるか」

 

という点に絞り込み、NPO法人フェアロードの阪上さんと僕とで(先進地の)西東京に行こうと思います(谷村先生は入試の都合でzoom参加になります)。

 

今日は中途半端に終わった、居場所カフェの「評価基準」についても言及したいと思います。

 

日時は1月12日(金)夜を予定しています✌️