◾️「ソーシャルワークの起点」(高校カフェ)と「新しい不登校支援」(中学校カフェ)
①学校内居場所カフェのミッションは「思春期にはサードプレイスが必要」
です。
それにぶら下がる主なコンセプトは、
A.安心と安全の提供
B.ソーシャルワークの始まり
C.文化の提供
となります。続いて、
②学校内居場所カフェは、「高校内居場所カフェ」と「中学校内居場所カフェ」
に分かれます(小学校には「学童」が存在する)。
その区別は、
③留年があるかどうか
に尽きます。
留年がある高校では、高校内居場所カフェは、「ソーシャルワークの起点」となります。転学・退学・就労・障害者支援等、その先にそれぞれの社会参加が待っています。
一方、中学校は全員卒業できます。
そして現在、若年の人口減少にもかかわらず、不登校は増え続けています。つまり、
④不登校支援が停滞している
ということがわかります。実は不登校支援のおおまかな仕組み(適応指導教室やスクールカウンセラー配置)はここ20年以上変わっていません。
それらはある意味「不登校支援の結論」なのですが、現実は不登校は増加しています。そこ(支援の行き詰まり)を誰も指摘してこなかったんですね。
だからこそ、
⑤中学校内居場所カフェは、「新しい不登校支援」
として位置付けることができます。
先日(7/28)の「中学校内居場所カフェをつくろう!②」で、以上のようなことを僕は話しました。
◾️次回は、「中学校内居場所カフェをどうつくるか」
次回は、今回は最後までたどり着けなかった、
「中学校内居場所カフェをどう具体的につくるか」
という点に絞り込み、NPO法人フェアロードの阪上さんと僕とで(先進地の)西東京に行こうと思います(谷村先生は入試の都合でzoom参加になります)。
今日は中途半端に終わった、居場所カフェの「評価基準」についても言及したいと思います。
日時は1月12日(金)夜を予定しています✌️