義務教育内において、現在いくつかの「支援」リソースが用意されています。特に「校内サードプレイス」と「校内サポートルーム」との区別はわかりにくいのですが、校内サードプレイスは「サードプレイス効果をもとにした予防」的な雰囲気と効果の醸成、校内サポートルームはまさに「不登校支援」という差異があります。
サードプレイスという視点で見ると、校内サードプレイスはよりその意味が純粋であり、校内サポートルームには「セカンドプレイス(学校)の補完機能」という意味も強いと考えられます。
ただし、この2つを明確に区別する必要はないと僕は考えます。この2つが「予防」と「支援」として区別され、利用者も、生徒全般と不登校生徒に区別されてもいいでしょう。
けれども、中学によっては、運営主体は教員だけであったり、外部ボランティア(あるいは専門家)と教員との連携であったりする中学もあるようです。高校内居場所カフェのようにNPOという組織がフォーマルに関わるだけではなく、より柔軟なあり方が許されるのが「校内サードプレイス/中学生サードプレイス」の利点だと僕は思います。
中学によっては、支援と予防が混在するケースもあるということです。
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だからこそ、中学生サードプレイス/校内サードプレイスを考える時、
①理念
②具体的資源
この2つの意味を明確化することは重要だと思います。中学生サードプレイスにおいて、
①セカンドプレイス内にあるサードプレイスの効果を理念的に明確化し、
②それは高校内居場所カフェのようにNPO的組織関与は優先されず、具体的リソースのあり方としては比較的自由な形式(教育や専門家やボランティアの自由な関与)を持つ、
という2つの意味を明確化することです。
特に①理念の意味が校内で共有できれば、その②具体的あり方においては自由度が増します。
言い換えると、サードプレイスという理念がそのリソースにおいて明確であれば、そこでの「予防的効果」と「支援的効果」の意味が区別できるということです。
つまり、支援的効果(サポートルーム)の中に予防的効果(サードプレイス)を含ませたとしても、サードプレイスの理念をしっかり明確化していれば、サポートルームとサードプレイスの合体は可能です。
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逆に、「サードプレイスの理念」が不明瞭であれば、校内にある支援機関(サポートルーム・カウンセリング・ソーシャルワーク)のセカンドプレイス的補完機能が際立ち、どちらかと言うと窮屈な雰囲気が醸成されるでしょう。
その意味で「中学生サードプレイス」とは、その理念と具体的資源を通して、校内に一つの「風」を吹かせるものなんでしょうね。
この風を言い換えると、ある種の「自由な風」です。サードプレイスという自由な風がフォーマルに存在する学校では、それこそ生徒と教師の笑顔も増えるんだろうと僕は思います😀